もみ殻燻炭つくり

nerd1 (1)ぬくみねっとです。

さて、うちの畑では無農薬で作物を作っています。

化学肥料などは一切使用していませんが、無施肥というわけではありません。

栽培を繰り返すとやはり栄養・ミネラルの欠乏は生じますので、廃野菜や雑草などで作った堆肥、

枯れ枝、枯れ竹などを燃やした炭や灰、油粕で作った液肥などを施しています。

知り合いのオーガニック食品店や産直店から米ぬかを調達して撒くことも多いですし、

植え付けの場合に牛糞や鶏糞を施肥することもあります。

 

さて、いろいろと試行錯誤する中で、もみ殻燻炭を使うこともありました。
これは米ぬかと一緒に撒くことも多く、使いやすいのですが、小さな袋でもそれなりの価格がするのが
難点です。

以前より、道沿いの畑で、小さな煙突のまわりにもみ殻を積んで、煙突から煙がたなびくのを見ておりました。
そういえばもみ殻燻炭は自分で作れるものじゃないか、と思いつきました。

で、昨年末のうちにその煙突「くんたん器」を近くのホームセンターで購入しておりましたが、多忙でなかなか
燻炭づくりが出来ずにおりました。

 

春も近くなり、そろそろ土づくり待ったなしということになりまして、ようやく着手することが出来ました。

近くの精米所でもみ殻が無料でもらえるので、土のう袋に16袋ほどもらってきました。

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小枝と杉の葉でコンパクトな焚き木を積み、バーナーで火をつけます。

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火がついたら漏斗を逆さにしたような形のくんたん器を焚き木に重ねます。
煙突からガスと熱気が登ってくるのを確認できたので、周りにもみ殻を
つんでいきます。時間の都合上、土のう袋10袋分を積みました。

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しばらくすると、煙突の周りからもみ殻が黒くなってきます。こうなればOKです。途中で焚き木を追加することも不要です。

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4時間ほどでかなりの部分が黒くなりました。量が多い場合は午前午後としっかり時間を使う必要があるそうです。

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ほぼ黒くなったところでしっかり水を掛けて消火しました。

翌日、冷えていることを確認して、土のう袋に回収しました。

 

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土のう袋に6袋、きっちり詰めれば5袋になると思うので、
元の袋の半分程度の収量になるようです。
小さな袋を買っていたことを考えると、大量に無料のくんたんを使えるのは
かなりお得といえるでしょう。
今年春の土づくりが楽しみです!

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自分の畑やエコビレッジ用に、時間の空きを利用して沢山作っていこうと思います。

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