やかんが増えていく

 

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さらにやかんを導入しました!やかんマニアの様相を呈しております。
左前:銅製
右前:ステンレス製
左後ろ:アルミニウム製
右後ろ:以前導入したつやなしホウロウ製

もちろん温水箱でのテスト用です。そのまま使っても光の反射が多く加熱しないことは明らかですので、温水箱で使えるよう加工を施します。その加工については次回として、まずはそれぞれの紹介を。

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これは銅製のやかんです。新品だしかなり綺麗です。ただ取っ手がキツキツで動きづらいのは狙っているのか、作りが甘いのか?
上側は銅製です。取っ手はしんちゅうでしょう。

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底面だけステンレス18-0です。これはIH調理器で使えるようにするためとのことです。

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中はニッケルメッキです。酸性やアルカリ性が強いとさらに銅イオンが溶けやすいので、それを保護しているところもあるでしょう。またそうでなくとも、銅イオンが溶け出したり、錆びたりすることを抑えることも考えていると思われます。
銅製の調理器具は、加熱性に優れていることで高級な飲食店でも良く使われていますが、銅が錆びた時に出る緑青が体に悪いという話もあります。一方で
銅イオンには特に毒性がないとか、殺菌能力があるので良いという意見もあります。
手入れまめにして、使いどころを間違えなければ活躍してくれる大人の道具といった感じでしょうか。

銅は非常に熱を伝えやすい金属です。下まで銅にすると、ガスレンジでもあっという間にお湯がわくと思います。
温水箱でテストするので、加熱に寄与しない底部分が熱を伝えにくいステンレスであることが利点になってくれると期待しています。

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ステンレス製です。作りが凝っていてまるで工芸品です。こういうテストのためでなければ、うちにはあまりにも立派すぎます。

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まごうことなきオールステンレスですが、内側には側面と底との溶接跡が微妙にあります。特に気になるほどではありませんが。
底部分はIHヒーターに適した材質、側面部分は見栄えの良い材質にしているようです。
底部分がステンレスなのは先の銅製のものと同じなので、IHで暖める分には加熱能力はそう変わらないのでしょう。ただガスコンロの火にかけた場合は加熱が遅いのではと思います。

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そしてアルミ製です。懐かしいですね。家にもあったでしょうし、学校や寄り合いなどで麦茶を作って冷やしてもらっているやかんというとほぼ100%アルミ製でしょう。アルミは大きなものを廉価で作りやすい材質です。先の2種類との値段の開きは3倍近くはあります。そしてともかく軽い!

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アルミは熱伝導性が高くて、そして軽いため調理鍋としてよく使われていると思います。
IH調理に不向きとのことです。

アルミも極端な酸性やアルカリ性のものを入れるとアルミが溶出するらしいですが、水を温める分には過剰に溶け出すことはないのではないでしょうか。

どの材料も一長一短あると思います。さて、ソーラー用の加工をして一番良い結果を出すのはどのやかんなのでしょうね?

 

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