野菜を加熱してみたけど

10/18

今日は近くの宮地嶽神社から海側に伸びる道の先に太陽が沈む、一年に一回だけの貴重な日でした。
miyajihinoiri

今日も天気が良かったので、ぬくみちゃんで調理実験です。

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家にあったもので加熱調理できそうなものがあまりなく、ひとまずサツマイモとオクラを選びました。

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小さなやかんにアルミ箔をくしゃくしゃにして敷き、その上にサツマイモとオクラを切って載せました。
今回は高い温度を保持して加熱する、ということでポットに入っていたお湯を底に注ぎました。

そしてやかんをぬくみちゃんにセットしました。これで太陽の光で70度超えの高い温度が保持されて、水蒸気で蒸されてくれれば調理が出来ると考えました。

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夕方まで待ち野菜を取り出しました。
芋は見た目柔らかそうではなく、オクラは土色に汚れたような感じです。

食べた結果、芋は柔らかくも、甘くもなっていませんでした。しかし生の時よりは変化が表れていて、ほんのり甘いスティック野菜といった感じです。短冊に切られてサラダに混ぜてあれば面白い食材かもしれませんが、サツマイモの甘みや柔らかさを期待していたので残念でした。

オクラは完全に失敗です。ある程度柔らかくなっていますが、オクラを茹ですぎた時に感じる青臭いいやな風味が表れています。この調理法は合わないようです。

 

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温度の変化ですが、13:10頃加熱を始めてから急激に温度は高まり、1時間後には70度を超えたのですが、お湯のように15:00過ぎにピークがあるのではなく早めに温度が低くなっています。
最高温も、予想では80度くらいには達するだろうと思いっていましたが、実際は73度程度と、ぬくみちゃんのお湯最高温と同程度までしか上がっていませんでした。

今回野菜がお湯につからないように最初に入れるお湯の量を少な目にしたのですが、それでは熱容量があまりにもなく、またやかんからお湯に温度を伝える能力が制限されてしまったのだと思います。
サツマイモは75度で長時間キープすると甘くなるそうです。今回のやり方ではそこまで達していなかったということでしょう。
お湯を多めにするなど工夫をすればもう少し甘く変わってくれるかもしれません。

しかし、改めて考えてみたのですが、70度程度のお湯から水蒸気は出ているのでしょうか?
お風呂のお湯も40度程度で湯気が出ますし、今回もやかんの蓋をあけたときにむわっとした熱が立ち上ってきました。
でも、これの主成分は温められた空気なのでしょう。水が沸騰してぼこぼこ湧き上がる時の水蒸気と比べれば、水蒸気の量は比較にならないほど少ないと思います。

太陽の熱を野菜に伝えるには、もっと温度を高くするとか、お湯からの温度が伝わりやすい手段を講じるとか、対策をせねばなりません。
でも出来れば野菜を直接濡らしたくない。難しいですね。
ぬくみ野菜への挑戦は始まったばかりです。

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