ぬくみ実況まとめ(2015/1/26~1/31) ぬくみB型の測定一区切り
この週は天気が良いとは言えませんでした。
1/28がまあまあで50度超え、あとは雨や曇りで、半分稼働といった感じです。
一日目の東京 午前ととても晴れていました。関東の冬はこんな感じが多いのでしょうね。
数年間茨城に住んでいたのですが、海岸部は晴れが多かったかもしれません。
その分九州よりは確実に寒かったです。
晴れているということは、熱がどんどん地表から逃げるということです。
午後は曇りになり、そして翌30日には、
雪が結構積もりました。久しぶりの雪景色なので興奮を抑えられません。
木々が雪の化粧を纏った風情はとても美しいです。
地温が高かったのか午後にはすっかり溶けて、電気店の店先に並べてあった雪かきセットが虚しく写りました。
さて、ここで、1年間測定を続けたぬくみB型、継続的な測定を一旦終了します。
ぬくみE型に切り替えてこれから測定を行っていきます。
ぬくみB型は横からの断面がイチョウの葉っぱ型で、受光部が円筒状です。函体はアクリル同士の接着で作っています。
蓋は上から引いて手前に開く形のもので、取っ手もアクリル棒で出来ています。
シンプルな構造で、比較的やかんが入れやすいという利点があります。
いろいろと欠点もあり、蝶番が錆びたり(その時は錆びやすい材料を使っていました)、蝶番を固定している部分が脆かったり、水が蓋上部から入りやすく、入るとそのままでは抜けないということがあったり、補強していないアクリル接合部が運搬時に壊れ易かったり、蓋が歪みやすかったり、と多くありました。
一方で加熱能力は安定していて、また結露もそれほど発生しませんでした。
結露が無いのは気密性がいまいちなため、かえって湿気を逃がすことが出来ている、ということになるかもしれません。
B型の扉を横開きにして気密性を高めたのがぬくみB2型です。昨年いろんな実験(ぬくみ実験)で活躍してくれました。畑で運用していたら、通りがかりの地元の方から、「それは何をやっているの?」と何回か聞かれました。まあ、何をやっているのかは分かりづらいですよね。
ぬくみB型の反省をもとにぬくみE型を作りました。ぬくみE型については以降の投稿に書きたいと思います。いろんな欠点を克服しましたが、いくつか課題も出てきました。これをクリアしながら、光の恵みが多い春、夏、秋を待ちたいと思います。
けなげに水をぬくめてくれた、「ぬくみB型」に感謝したいと思います。
測定は継続しませんが、今後も、いろんなトライアルや遊びに使っていくつもりでいます。