ぬくみ実況まとめ(5/19~6/1)
5月下旬の温水箱の稼働状況です。
夏に向かってどんどん暑くなっていきます。
まずは5/19~5/25、建物が塗装工事中のため、地上の生垣での仮設測定です。
1日雨がありましたが、その他は順調な天気でした。60℃超えがコンスタントに出ていますので、タイミングよくお湯を採ることが出来さえすれば十分に役に立ちます。
この日々は、畑サイトでぬくみB2型2台を使っていろんな実験をしたり、畑作業があったり、依頼仕事がやたら多かったりで、お湯を何に使用したなど、日々の記録がこまめに録れていないのが残念ですが、
その分畑サイトでとても有用なデータが蓄積されています。これまであくまで仮説としてきたことが実証されたり裏切られたりしていくのはかなり面白いことです。
印象としては、晴れてはいてもどこか霞んでいる感じの毎日でした。5月は真っ青な空は貴重なのかもしれません。
そして5/26~6/1です。塗装工事は継続中です。5/26~5/31出張だったため、嫁と母親に水汲みとお湯の取り入れをお願いしていました。ということで、取出し時間が遅れて取出し水温もかなり低いことになっています。
しかし前の週から続く好天により熱がどんどん蓄積されたのか、初期水温や、このデータには見えてない気温などはどんどん高まっています。5/30は水をくむのが遅くなったようで、その分水道管が熱せられ、初期水温がほぼ30℃になっています。
そして、5/30日、31日には余裕で70℃を超えてきました。当日出張中だったため空の塩梅はわかりませんが、聞いたところ快晴だったようです。各地で猛暑で倒れた方もおられたように聞きます。
今年連続測定に使っているぬくみB型、ここ2か月ほど、自分の予想より低いかな、という水温でした。50℃台は余裕なのですが60℃に到達する割合がそれほどありませんでした。
もしかして、前年使用しているA型より結構落ちるのかな、と思っていましたが、70℃台も出たことで安心しました。
ソーラークッカーを作られている方の情報で、ソーラークッカーの能力は、季節によらず澄んだ青空か、霞んだ天気か、によって左右され、澄んだ青空であれば冬でもしっかり加熱するそうです。今回の結果はまさにその表れなのではないでしょうか。
温水箱としては、空の霞みも春に比べて少なくなり、そして気温が高くなる8月にピーク温度が得られることは間違いないと思います。一方で気温が下がっても空がすっきりとする10月~11月の秋も割合成績は高いのではないでしょうか。