糸島市 Iさん宅 ぬくみちゃんを本格的に固定!
先日、ぬくみちゃんをお届けしたIさん宅ですが、2Fのベランダが太陽光を受ける適所のようなので、そこに取付台を固定してみました。
(上はぬくみねっと自宅のもの)
今回使ったのは構造用合板 1820×910 厚さ10mmです。
ホームセンターで1枚1200円ほどで売られています。
最初に作った台は集成板でしたが早々にボロボロになりました。
一番上の写真は耐水性が比較的ある木材をそのまま使っています。確かに痛んではいませんが少し割れが発生しておりまして完璧とはいきません。
構造用合板は屋根瓦などを葺くときの下地板にも使うために、湿気を受けても痛みにくいようになっています。薄く削いだ板を重ねたもので、木材のように割れることはありません。これに屋外用塗装を施せば、そこそこ耐久性のあるものになるかもしれません。
L字の金具は、今回は色味のよいブロンズのものを選びました。
幅広金折 3.2x60x90というものです。
合板はホームセンターで300×910 6枚に切ってもらいました。これで複数台分確保できます。
300×300 1枚 1枚(天板用)を切り出し、300×910 1枚(触れ止め板)と合わせて自然塗料で塗装しました。
取り付けるのは、南南東向きベランダ手すりの西隅です。
ベランダ柵の内側にIさんが置いて使ったときは、私の家で60度以上出た日に40度程度しか温度が上がっていないようでした。やはりしっかりと太陽が当たる場所に置かないといけません。
ベランダ手すりの幅は45mmと狭めのものでした。
まずは天板用の板に対してぬくみちゃんを仮止めします。これでねじ穴の位置が決まります。そして一旦外します。
天板は裏にして、金具と振れ止め板との間で挟めるようにペンで下書きします。
ゴムで養生するのでその寸法もみておきます。
天板を下にして、振れ止め板と固定します。
手すりにあたる部分にゴムシートを張っていきます。今回はたまたま仕事で余ったものを張っています。
ゴムシート、金具を取り付けいき、手すり部を挟む構造を作っていきます。
ベランダ手すりに引っ掛ける部分の完成です。
ベランダに引っ掛けた後のぐらつきや風で倒れることを防ぐための結束バンドを結ぶため穴を開けて塗装します。
取り付け台が完成しました!
ぬくみちゃんのアクリルカバーのへりに止水用のグリスを塗り組み立てなおします。
ベランダに引っ掛ける前に(重要!)ぬくみちゃんと取り付け台を固定します。
今回、ぬくみちゃんを南西側に向けるためにあえて角度をつけています。
また、ゴムシートの切れ端を固定する場所の4隅に貼り付けて、台とぬくみちゃんが密着しないようにしています。密着していると隙間に水が入り腐れる原因になると思います。
ぬくみちゃんをベランダ手すりに引っ掛けて、下側を結束バンドで固定します。
これで左右にふれることは有りません。引き抜き方向には固定していませんが、上部がしっかりかみ合って動きませんし、上側への力がかかることはほぼないと見ています。
ということで、ぬくみちゃんは無事ベランダ端に取り付きました。南南西~南西の間くらいの方向を向いています。
外からはこんな感じです。ここの構造だったら振れ止め板はもっと短くてもよかったかもしれませんが、まあ長いほうが安全だと思います。樹木が豊かで外からは見難いかもしれませんね。
ということでぬくみちゃんがしっかりお湯を作れる体制は整いました。しかし九州北部はほぼ梅雨に突入したといってよいでしょう。
梅雨明けから本格的に楽しんでいただけると嬉しいです。
糸島市に住んでいます。興味深い話ですね。いろいろ教えてくださいませ
コメントありがとうございます!ぬくみちゃんについては、http://nukumichan.nukumi.net/
に詳しい情報を掲載しております!
ぬくみねっとで開催しているイベントにご参加いただくと、実物もご覧いただけます。
是非お越しくださいませ!