第1回 たいようの恵みでアウトドア料理!(2016/1/31) 開催いたしました
さて、2016年は通年企画として、
「たいようの恵みでアウトドア料理!」
を行います。
出来る限り太陽光や薪を使って調理を行い
材料は地元や自前の旬の野菜・海藻などの食材やエコビレッジに自生の野草を活用する
というのがルールとなっています。
目標は
・ソーラークッカーでの調理を試して上達する
・ぬくみちゃんも食後のコーヒーなどに活用する
・ロケットストーブ や くど を練習、そのうち自作
・通年開催することでその季節季節に楽しめる野菜や野草について研究する
・仲間と食べて大いに楽しむ
といった感じです。
その第1回を手光えこびれっじで開催しました。
今回は試しの開催ということで、エコビレッジでの週末作業の方にふるまう予定が、
仕事やイベントで出払っている人が多く、ほぼぬくみねっと2名で開催といった感じでした。
一人エコビレッジで借りている古民家で作業しているメンバーがいるため、作ったものを
持って行ってみんなで食べようということにしました。
エコビレッジは数日前の大雪で木々や草の枯れも進みましたが、風もおだやかで、曇りがちですが寒くもありません。
太陽が雲間から顔をのぞかせる時間帯も多かったため、ソーラークッカー「かるぴか」での飯盒炊飯を試しました。
サーモグラフィでは飯盒に光が当たっている部分が95度近くになっていてそれなりの加熱は出来たと思いますが、
米を炊き切るほどの強力な熱と、太陽の当たっている時間とを稼げなかったので、炊飯をある程度助けたという働きでした。
煮物料理だったらよかったかもしれません。
ということでロケットストーブで仕上げました。
田んぼや湿地でのセリが思ったより良好に育っておりましたので、
炊きあがり後に刻んだセリとごま油で混ぜご飯にしました。
もう一品はみそ仕立ての汁です。
冬場のキク科はロゼット状です。
これはヒメジョオンかなあ。
これはヨメナ、のつもり。
毛が生えていない、のこぎり状の葉、というのはあっているのですが。
キク科ならば毒性もないし、若干違っても大丈夫でしょう。
うちの畑からは、きちんと大きくすることが出来なかったカブとその葉、
細目で綺麗な大根
あと、かつお菜、ニンジン(これは佐世保での農業講習会で作ったとても甘くて美味しい無農薬ニンジン)
自分の畑でとれたサツマイモ、キクイモが汁の具となりました。
今回、トタンのくどがボロボロになり使えなくなっていたためロケットストーブが大活躍です。
野菜をたっぷり入れた汁を作りました。
完成!古民家の仲間と一緒に食べるために車で運びました。
出来上がりです!
セリごはんは炊き上がりは少しゆるいもののセリとゴマの風味で美味しくなりました。
汁ですが、栽培野菜である大根、ニンジン、サツマイモはなかなかに美味しいです。
さすが無農薬有機栽培といった感じでしょうか。
汁が若干苦かったのですが、どうやらヨメナかヒメジョオンから出たもののようです。
キク科はどうしても苦いものが多いので、天ぷらや炒めものが良いのかもしれません。
あと、ハハコグサがその柔らかそうな外見と異なりガムのように噛み切りにくいものでした。
そんなこともありつつ、全体的にはおいしく頂きました。
そして小鉢には少し前に恋の浦でとってきたホンダワラを刻んだものを入れました。
これにポン酢を垂らしたものは、ほどよい歯ごたえ、少しばかりの粘りと海藻の香りで
とても美味しいもので、海藻好きらしいメンバーにも好評でした。
コンパクトな催しでしたが、季節野菜、野草のことについて学ぶことができ、またソーラークッカーもほどほどに頑張ってくれたので
まあまあの成果だったと思います。
アウトドアクッキングを楽しむことが出来ました!
次回は2月。2月にどのような野菜、野草が選べるか、あまりイメージがわきません。
結構1月と被ってしまうかもしれませんし、思ってもみない野草や食材が手に入るかもしれません。
2月28日(日)予定としています。今度はもう少し参加者を増やして楽しもうと思っています。