風と光の広場
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今日は朝東京は新橋を出て、昼前に栃木の足利市に着きました。
荒川河川敷に行ったり、足利学校に立ち寄ったり、東武の終点赤城駅に着いたり、浅草寺にお参りしたりと一日迷走もしてましたが、まあそれは書かないでおきましょう。
足利市には仕事関連の見学に行きました。実際には行き違いがあってそれは果たせなかったのですが、まあそれはそれで、こちらで行っておきたい場所がありました。
足利工業大学の風と光の広場です。
この大学は日本でもトップクラスの自然エネルギーに関する研究が行われていて、その内容について学生さんや一般の方に見ていただけるように、風力発電機やソーラークッカーなどを集めて展示してあるのが、風と光の広場です。
http://www2.ashitech.ac.jp/crc/square/
広場にはさまざまな形やアイデアの風力発電機や自然エネルギー利用装置(水撃ポンプや水時計など)を展示してあります。私が過去に扱ったものもいくつかありました。
三菱の大型風車のブレードがモニュメントとして立ててあります。
プロペラ発電機をダクトで覆い高効率発電を狙ったものです。結構迫力あります。
風のモニュメントタイプ。穏やかに風を感じることが出来ます。
以前小型風力発電(開発・施工・コンサルタント)の会社でお手伝いをしていたことがあります。
私が関わっていた数年間、いろんな体験をさせていただきました。
実力不足でかなり迷惑をかけてしまったと思います。
今回この風車たちを見ると、アイデアにあふれる、美しい物づくりに挑戦した先人や挑戦者たちをまぶしく感じます。また何もできなかった数年間を悔しくも思います。広場の風車は年月も経ち、汚れ・劣化もあり、動いてないものもいくつかありました。私が苦闘していたころはまだ綺麗で颯爽と風を受けていたのでしょう。相変わらず風車は恰好よくて儚いものです。
風車のゾーンは興味深く、しかし個人的にはとても感傷的なものでした。
ソーラークッカーの展示はミニミニ博物館に収められているのですが、それは次回ということで。