ソーラークッカー ミニミニ博物館
前回の続きになります。
3/3 栃木県足利市 足利工業大学
風と光の広場 http://www2.ashitech.ac.jp/crc/square/
風と光の広場には、風力発電とソーラークッカーに関するコレクションを収蔵しているちいさな博物館が備わっています。
風力発電のほうは、本学校の学長である牛山先生が集められた小型発電機や、各種風力発電機の小型模型、ほか各種資料が収められていました。風車は風車方式(プロペラ、垂直軸)ブレード形状、尾翼形状、強風時対策機構などさまざまで、関わった方の試行錯誤が思い浮かびます。
また黎明期の風力発電(北海道開拓時など)についても資料があったりと興味深いものです。
牛山先生はかなり昔一度ご挨拶したのみですが、3月末をもって退任ということです。日本の自然エネルギー技術開発発展への寄与は計り知れないものでしょう。
さて、今度はソーラークッカーのコレクション。
早速工房あまねさんのきらぴかシリーズがありました。写真のものは今は作られていない初代ということです。
中国製ソーラークッカー
純国産のソーラークッカー第一号らしきもの
ドイツ製のパピヨンは結構大型高出力、折りたたまれていました。
東京の方が設計した組み立て式ソーラークッカーです。
埼玉で環境教育に取り組まれている方が制作したソーラークッカー(鏡面のみ販売)。鏡面が綺麗で魅力あります。
海外製熱箱型ソーラークッカー。太陽電池を接続してハイブリッド加熱できるものもありました。
展示はこれだけにとどまらないのですが、いろんな形のものが見れてとても参考になりました。熱箱型も一つ自分用に作ってみたいですね。発泡スチロール箱を使った簡単なものでもよいし。
栃木までは東京から列車で2時間、山前駅から歩いて20分程度。ちょっと時間はかかりますが、ソーラークッカーファンは一度訪れて損はないと思います。