海岸と松
さて、5日間の滋賀~福井の出張から帰ってきました。
福井県の敦賀市では台風とそれによる豪雨とで、夜に緊急避難警報のアラートが携帯で鳴ったり
結構珍しい経験もしましたが何とか仕事を終え帰ってくることが出来ました。
最終日、敦賀を出る前に
ソースカツどんで腹いっぱいになった後、少しだけ気比の松原によりました。
有料駐車場に車を止めようとするとゴミ袋を2種類ほど手渡しされました。
何故かな?と思っていると、
海水浴客が結構沢山いました。松原を見に来た我々は少数派のようです。
なるほど、松原にゴミを残さないために、海水浴客想定でゴミ袋を渡しているのだな。
海水浴の時期だけかもしれませんが、ポールとケーブルはちょっといただけない感じ。
松原の規模は、東西への伸びはそれほどなくて南北への広がりがある感じです。
唐津で虹の松原をよく見てきたので、松の姿になんとなく違和感がありました。
虹の松原の松は、年季のある松ほど幹が途中で横に倒れていることが多いのですが、ここの松は比較的真っ直ぐに立っています。
調べるとこちらの松は赤松が多く、虹の松原など他の松原では黒松が多いらしいです。
上の松は浜に一本すくっと延びています。痩せて塩害のある浜でも育つ松ならではの光景ですね。
近くに寄ったときの質感も、やはり慣れ親しんだ松とはちょっと違います。
海の近くは松葉をさらっているのか、すっきりとした印象で良いですね。このような状況のほうが
松は健全と聞きました。
内陸側のほうは、綺麗に整備されていますね。でも表面に松葉の腐葉土のようなものが見えたりします。
あまり時間がとれず、休憩がてらの観察なのは残念でしたが、松の種類や生やし方で松原ごとに結構印象が変わっていることに驚きました。
機会があれば三大松原の残りである三保の松原にも行きたいですね~ 富士山を重ねるとより素敵でしょう。