電線の地中化
最近気づいたのですが、福間駅から市役所前を通り手光に至る道、電柱が地下に埋められていましたね。
広くなった歩道の下に埋められているのでしょう。
確かに以前より景色がすっきりしています。
大学生のころ津屋崎・福間は釣りに行く場所であり、私が初めて福間駅前に抱いたイメージが
「電柱と電線が煩わしい」
というものでした。福岡市に住んでいてそういう感想を抱いたのだから相当なものでしょう。
今回、まだ完全ではないものの、駅前の景色の煩わしさが一部改善しました。
(そのくせ、イオン側でURが開発したエリアは普通に電柱立てていてスキっとはしていないんですよね)
「電線の地中化」についてはもちろん景観的には改善するし、
電柱が倒れるリスク、電線への接触事故のリスクも減りますね。
ということで、私としては、必要なところに施すのは悪くないと思っています。
もとより、各戸で電力を自給自足すれば電線要らないのではないか?という考えを持ってはいました。まあ極端ですが。
デメリットとしては
・設置コストが増える
・断線などした場合のメンテナンスに難があること
・送電の際のロスが大きくなる可能性
・建物に新しく電気を引く際に、電柱から電線を1本引き込むような簡単なことでなくて配管を新たに埋めないといけないこと、
ということでしょうか。
送電ロスについては気になりますね。地域から地域への長距離送電に使うものではありません。
ということで、総距離があまり長くなく、毎度毎度工事のし直しが不要な所、そして景観改善が重要な所に対してなされるものだとは思います。
各建物への引き込み部分はこんな感じですね。
トランスなどの地上装置はこんな箱に収まっています。これが各所に置いてあるのを、すっきりしたとみるか、
それなりに煩わしいとみるかは人それぞれかな。
他にも、埋めるのではなく各戸の軒下に電線を通したり(軒下配線方式)
特定の通りを無電柱化するために裏道の電柱電線からの引き込みを行う方式(裏配線方式)
などあって、その地域の状況によって適切な形を取ればよいのでしょう。
参考ページ
http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/chi_14.html
さて、もう一つ電柱が煩わしくて気になっている所、福間駅側から宮地嶽神社前に至る通り、そして参道周辺ですね。
福間駅から人々が歩いて参拝することもあるのですが、道路の両側に立派な電柱が建ち、道を横断するように電線も渡してあるので
ともかく風景が煩わしいです。
電柱の立派さからな、福間~津屋崎の主要な配線経路になっていることがうかがえます。
参道からの写真、これを真っ直ぐ延長するのがいわゆる光の道ですが、鳥居の横の電柱と電線が結構煩わしいですね。
あと、信号も目立っています。(信号のレイアウトをちょっと変えてほしい)
階段の上から見ると、光の道上の遠くの電柱は気になりませんでした。
ということで、
福間駅から宮地嶽神社までの電柱を少しでも目立たないように改善(埋めるといわないまでも)、
参道から交差点までの電柱の改善(埋めるか、裏道からの引き込みにするか。電線も参道近くでは横断させないのが理想)
これらが出来れば神社手前の雰囲気はもっと良くなりそうです。