東京で展示会見学
6/27
東京ビッグサイトで開催された機械や技術関連の展示会へ行ってきました。
梅雨なので空は安定しておらず、結構揺れが大きいフライトでした。
いつもは自然エネルギー関連の展示会に行くのですが今回はガラッと変わった内容です。
切削加工・板金加工・表面処理・ねじ加工・金型などの町工場さんが多く出展されているようです。
企業で開発をやっていた経験があるのですが、何かを開発・生産しようとして機械を導入する場合は、装置メーカーだけでなくこういう町工場さんとやりとりして、実際に仕事が出来るように治具を作ってもらったりします。また装置の外装や躯体を外注で作ってもらい、最終的に自社で組み立てるということも多いと思います。
今回は温水箱のボディ加工について加工業者さんと打ち合わせてきました。うまくすればより丈夫で廉価、機能的でデザイン性に富んだものが作れそうです。
打ち合わせは20分くらいで終わったので4時間ほどいろんなブースを回りました。
いま流行りの3Dプリンターや、3Dスキャナ、バーチャルリアリティー、3D地図関連・地形撮影用ヘリコプターなどの展示が結構なスペースをとって催されていて面白かったです。
3Dプリンターは大都市のヨドバシカメラなどに行くと専用コーナーがあって、一番安いものは10~20万で買えるんですよね。でも安いものはさすがに精度の点でいまいちです。高性能のものは恐らく数百~1・2千万程度でしょう。
粘土で形を作る ->3Dスキャナで読み込み -> 3Dプリンターで造形、とすればよい感じの試作モデルが出来ると思います。最終製品はさすがに無理ですが、イメージを膨らませるにはぴったりじゃないでしょうか。