エコプロダクツへの道(8)・・・装飾準備を進める
前回の投稿からの続きです。
エコプロダクツへの道(7)・・・ぬくみちゃんニューバージョンは間に合うのか?
http://nukumi.net/?p=1906
さて、装飾についてはある程度のイメージが出来ました。
今回、小間の上側にある横長の板(パラペット)を設置していません。展示を壁沿いにしたため、これを設置すると見通しが悪くなるのではないか、と思ったからです。
ここには、出展者の名前(企業名・団体名)を記した板を張り付けることが良く行われます。
しかし、今回パラペットが無いため、名前をどこに展示しようかを悩みました。
壁に表示したら展示を圧迫するかもしれません。
今回、竹の照明ポールを取り付けるという考えがあったので、それならばその照明ポールに垂れ幕のような形でぶら下げれば良いのでは、と考えました。
ということ600×1800のタペストリーを作りました。
これは思いのほか廉価でした。しかも2~3日で関東の業者から届きました。カラーで印刷しても金額は変わらなかったようです。
※これが実際に役に立ったかは、後の記事を見ていただければと思います。
あとは、各展示の内容を簡単に示すボードを2種用意しました。厚さ7mmのスチレンパネルに印刷紙を貼ったものです。写真のものはA0サイズで結構大きいです。あとはB2サイズのものを2枚頼んで、横にならべて細長いパネルとして使います。
そして、内照パネル用のバックライトフィルムです。後ろ側から光を通せるような特殊な印刷です。写真はA1サイズ、あとは450×450を7枚注文しました。
このあたりの材料は業者間の競争が激しいのか、そこそこお手頃な価格にみえました。
全部で税込¥24,800。以前地元の看板屋に印刷を注文した時よりはかなり安いです。
もう、いろんなところに経費がかかっているので、金銭感覚はマヒ状態なのですが(笑)
さて、印刷については当然デザインすることが必要で、量も多く大変ではありましたが、エコビレッジ関連の写真を嫁に選んでもらったりと協力しながらなんとか注文にこぎつけました。
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順番が逆になりましたが、実はバックライトパネルについてはさらに大変な作業がありました。バックライトパネルには、光っている部分を覆う透明アクリル板があって、そのアクリル板と内側で光る部分との間に、印刷したバックライトフィルムを挟むというのがよくある使い方です。
しかし、以前天井から吊るして使用されていた時には、その透明アクリル板に印刷したカッティングシートが直接貼られていました。ということで再利用するためにはそのカッティングシートを剥がして透明アクリル板を出来るだけ綺麗にもどさないといけません。
これが大変で、剥がしていくのに結構力がかかる上に、よくラベルをはがす時に起きるような「糊の剥がし残り」が生じてしまい、あとでこれをとるのが大変でした。
全部で9枚あったのですが、1日2枚剥がすのが限界でした。糊が固いと剥がした際に残りやすいので、ドライヤーで温めながら少しずつカッティングシートをはがしていきました。そしてアクリル板に残った糊をガムテープでペタペタやって剥がし取りました。
そうして何とか使用できるものに出来ましたが、よく見ると糊の汚れが見えたかもしれませんね。
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そして、竹照明ポール用の竹です。
ブースでの設置高さについては2.7mの制限があり、それを超える場合は申請だったり費用だったりが必要になったかと思います。
そこで2.6mの竹を切りました。最初はエコビレッジで倒れかかっている竹を試しに切って持って帰りました。
これの節を抜き、ホームセンターで買ってきた単管(直径48.6mm)を差し込み、単管ベースを端に取り付ければ竹ポールの出来上がりです。
この竹はまっすぐで、作業もやりやすかったのですが、倒れた時に竹自体に不自然なキズがついていたので他の竹でやり直すことにしました。
実際に使ったのは、自分が借りている畑の傍に生えている竹です。
変なキズなどはついていなかったのですが、実は竹林と畑地との境に斜めに生えていたものだったので、想像より反りが有り単管を差し込むときに相当な苦労が有りました。
竹の中に単管と照明用ケーブルを入れておこうというのが初案だったのですが、この反りのため単管を差し込むだけで精一杯でした。
あとは電気材料、やかん用フック、ぬくみちゃん壁かけようの金具などいろいろと準備しました。
一通り準備し、梱包、車への荷積みと出来たのが、家から運び出す当日で、数分と余裕もありませんでした。そのあたりには展示会参加のスケジュールの狂いが関わっています。これについては後で書きたいと思います。
<続く>