温泉卵に挑戦
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温水箱初の食材調理に挑戦しました。
ぬくみD型に、以前購入した黒いほうろう鍋をセットしました。中には卵1個とひたひたの水。
朝6時半から夕方5時まで加熱したのですが、
白身分部がわずかに白変しているだけで、ほとんど生でした。
この日は雲もあり、お湯も60℃に達しなかったこともありますが、それでももう少し変化が見られると思っていたので残念です。
温泉卵は65~68℃に30分で出来るということです。
普通の段ボール式ソーラークッカーならば恐らく温泉卵くらいには出来たと思います。
ぬくみD型の場合、もっ集熱出来る反射板を仕込めば、快晴の日には温泉卵くらいは出来るのかもしれませんが、ひとまずそのままでは加熱は難しそうだとわかりました。
もっと熱効率の高そうなぬくみA型あたりで快晴日に加熱すれば、可能性は十分にあります。真夏の快晴日に再試験してみます。
この卵は目玉焼きにして美味しくいただきました。加熱過程で30~40℃の、細菌繁殖に適した温度域を長時間経過しているのですが、卵に付着している場合があるサルモネラ菌は毒素を出さないタイプなので、あとでしっかり加熱すれば、サルモネラ菌由来の食中毒は起きないでしょう。
中途半端な加熱の場合は何等かの細菌増殖をもたらす恐れがあるので、上のような卵を生で食べることは絶対に行わないください。
(ぬくみねっとの2名はいずれも講習を受けて食品衛生責任者の資格を持っています)