蓮を育てる
ぬくみねっと旦那は畑の作業がスキです。
知識は無いので適当にして怒られたりもしますが、水をやったり収穫したりというのが苦になりませんし楽しいものです。
除草が追い付きませんし、肥しもそれほどやりませんし、当然防除も行わないので、近所の方から「あまり育ってない畑」
という感想を聞いたこともあります。
でも雑草にまみれた畑とはいえ、案外多くのものを作っているんです。
玉ねぎなんか、去年の全国的な不良を受けて自営的に植えたら、今年は完全自給できそうなくらいに沢山出来たんですよ。
一方で資産家でも優れた事業家でもないので、売り物もそれほどない畑ばかりやっているとやせ細ってしまいます。
付加価値を付けて提案できないかと常々思っていますが今のところ実現できていません。
ということで、畑をしては本業が気になり、本業をしては畑が気になり、なんてことの繰り返しで
気が休まっているようなそうでないような。
意味を求めずに全面的に楽しむのが幸せなんでしょうけどね。
まあ、特に新しく作り始めるものは絶対的に楽しいですね。
今年は蓮を育てるのがそれです。
まずは、去年の秋頃頂いた1つの種。
ずっと種まき適期になるのを待っていました。
4/13に端を削り始めて水に沈めた1つの種。
5日後にはもう3センチくらい芽を伸ばしていました。早い早い!
初めてだというのにこの芽はすくすくと育ち、3枚ほど小さな葉が出たところで
5/2にタライに移して出張に出かけました。週末に帰るのが待ち遠しくて。
5/13 泥の環境を得て喜んだ蓮は葉を大きく展開しました。この時は葉が4枚。
5/15に去年稲を作っていたプラ船のうち1つに移し、25日には葉が5枚、
29日時点では7枚と、さらに新しく2枚の葉が出ようとしています。
まだ浮き葉ばっかりなのですが、そのうち茎を水上に立ち上げる立ち葉が出てくるんでしょうね。
蓮側には去年から育てている大きなメダカ5匹と、細い藻のアオミドロを退治するための
ミナミヌマエビ7匹程度が放たれています。
これで蓮沼の環境を維持しながら、畑のボウフラの退治も出来ればと思っています。
実は別口もありまして。
生蓮寺さんから無料でお送りいただいた蓮の種が2つありました。
これは蓮が花咲いたらその実をお返しするというシステムで、
その仕組みが面白いので参加させていただいた次第です。
4/24、
端をがりがりと紙やすりで削り、芽が出やすくしまして、
嫁とその成長を競ってみたのですが、
私の分は痩せて実の中身がへこんだ感じの種でした。
4/30には3cmほど芽が伸びていました。
両者、途中までは良く育ったのですが、私の種はどうやら厚い皮の中でカビが発生したのか、
移植するちょうど前に種と芽の部分が分離してしまいました。
5/23に両方をエコビレッジの池に移植しました。嫁の分は葉もしっかりしていましたが植えた時点で水に結構浸っていました。
これも5/28には葉も全て水面に浮き、枚数も3枚に増えました。
しかし葉が赤みを帯びていまして、湖面が結構夜の間冷えて、その寒暖の差の影響が出たのかも?という予想もできます。
私の分の株も一応植えたのですが、今のところ育っている気配がありませんし、
それ以前にどのあたりに植えたかが曖昧になっている体たらくです。
ひとまず1株だけでも生き残る可能性がありますので、綺麗な花と美味しい地下茎を楽しみに見守りたいと思います!
エコビレッジの沼が賑やかになると良いなあ。