ぬくみ実験(9)取っ手を立てるか寝かすか
さて今回は、ぬくみちゃんにやかんを入れた時に、取っ手をどのようにしておいたが良いかを検証します。
やかんの取っ手は、吊り下げる時には立てた状態、収納時には寝せた状態になるようにスイングするものがほとんどだと思います。
ぬくみちゃんでの加熱の際、この取っ手を立てたままにしておくと、時間によっては影が出来て加熱に影響が出そうです。
ということで、片方は取っ手を立てたまま、もう片方は寝せて測定を行いました。
寝せた方向は背面板側です。
温水箱はB2型、背面と底にはアルミ板の反射板をつけています。
予想としては、やはり取っ手を倒して出来る限り影が出来ないようにするほうが加熱能力が高いと思われますが、さて、どうでしょう。
結果ですが、加熱途中はほとんど差はないのですが、水温が50度を超えるあたりから取っ手を倒しておいた方が高い温度になっています。
僅かですが取っ手を倒しておいた方が水温を高くすることが出来るようです。