温水箱を作った経緯6(測らなきゃだめよ)
年が明けて2013、晴れの日にはお湯を温めて楽しんでいました。
とはいえ、仕事で出かけているときは、手動で細かいデータを取ることは出来ませんし、お湯を採るタイミングも逸して、せっかくのいい天気だったのに夜にお湯を取り出したら40度くらいまで落ちていた、ということも多かったです。
これはなんとも勿体無い。せっかくならば、データもしっかり取りたいなと思いました。 そこで、ネットでシンプルな温度計測器を探してみました。 PCをつけっぱなしにして測定というのもばからしいですし、 いつもはほっときながらも、必要なときにはPCで確認できるものがよさそうです。
いろいろと探した結果、 T&Dの「おんどとり」シリーズを見つけることができました。 1台に2チャンネルがあり、水温と気温の両方を測ることができそうです。 またUSBを介してPCででのリアルタイムモニタリング使用も出来ます。 手のひらサイズで場所をとらず、しかも電池を交換せず何ヶ月も動きます。
水温は長いステンレスの熱電対で測ることにしました。
途中にはホームセンターで手に入るゴムクッションを、熱電対の位置決め用に取付けました。ラフな検討とはいえ、出来るだけ同じ条件で測ってみたいものです。
この熱電対を差し込むために、蓋に穴を開けました。
ほうろう製品には、金属用ドリルで穴を開けられなくもないです。ただ、穴を開けた箇所では中の鉄が露出することになり、どうしても錆びます。実用上は問題ないので放っておきますが、穴を開けた最初はしっかり切削した粉を落としてよく洗ってから使用する必要はあるでしょう。
手持ちの温度計で調べると、お湯の上下では数度から10度程度の温度差が発生することがわかりましたので、ひとまずはお湯の高さの半分の位置に熱電対の先端が来るようにして計測することにしました。
気温との関係を見たいので、もう1チャンネルには付属の短めの熱電対を使います。
温度測定器はやかんの近くに据えないといけませんが当然ながら屋外になります。そこで近くのホームセンターで透明カバーのプラボックスを探したのですが、どうも大きすぎのようですね。。。
まあ、今後測定器をさらにもう一台入れることもあるかもしれないし、格好悪いのは我慢することにしました。