温水箱を作った経緯10(そしてこれから)
ここまでが温水箱を作った経緯です。
使ってみて結構面白いということは十分に体験できました。
これまでも太陽電池でパソコンの電力をとったり携帯を充電したり扇風機に使ったりといろいろやってきましたが、これらよりかなり愉しいです。
これは有田で買った愛用の急須。
以前自作した携帯充電器。これはこれで楽しいのですが。
多分、皆で利用する料理やお茶や皿洗いで利用できるので家族も興味を持ってくれているからだと思います。
また、パソコン電源に使っていて不具合があったらストレスになりますが、天気が悪くてお湯が取れなくてもちょっと残念に思うくらいですみます。逆に天気が良くて温度が高くなったときは「ラッキー」という感がとても高いです。
でもいろいろと改善できそうなところはあります。
・もっと加熱能力を高めたい
恐らくは数分程度で暖められるほどの性能にはならないでしょうが、それでもピーク温度が高くなればさらにお湯の価値が高くなるでしょう。
・熱が逃げないようにしたい
午後、温度のピークを過ぎると水温は低下していきます。太陽が当たっている間はその低下のスピードは遅いのですが、太陽光が当たらなくなると低下速度がぐんと上がります。
せめて料理の時間まで保温が効くようになんらかの工夫をしてみたいです。
・デザインをよくしたい
曲面のデザインにすることで結構良い感じにはなりましたが、もっと素敵な面構えになるともっとお湯作りが楽しくなるかもしれません。
・手作りできるようにしたい
温水箱本体がアクリルなので、曲面は難しいとしても自作は難しいことではありません。
自作可能かつ高性能の温水箱の構造を考えてみたいですね。
・計測装置を作りたい
市販の装置も良いですが、温水箱にベストマッチする計測装置を自作できればより楽しくなるのではないでしょうか。
・水質を改善する効果についても調べたい
いわゆるカルキ抜きについては有効に使うことが出来そうなので、おいおい公開していきます。
・やかんを追求したい。
出来れば自作したいですね。光のエネルギーをたくさんゲットできる構造があるはずです。
・いろんな所に設置できるようにしたい
今のところ集合住宅でどう使えるかを検討したに過ぎないのですが、戸建て住宅だったり学校だったり農園だったりアウトドアだったり、いろんな所で有用に使えると思います。それらには今の構造よりもっと相応しい構造を考えることができるでしょう。
・おいしいお茶を飲みたい
お湯がふんだんに得られるなら、それで飲むお茶もちょっとこだわりたいですね。
ということで、ここからはこれらについてリアルタイムに研究していくトライアルを描いていければと思います。
(「作った経緯」コンテンツはここまでで終了)