旬のマコモダケを楽しむ
10/2
午前中はプラ船たんぼの稲刈りをやっていたのですが、午後はエコビレッジの山の整備に行きました。
草を刈ったり竹を運んだり、2~3時間ほど頑張りました。
エコビレッジの大きなため池は、地図にも名前が記載されておりちゃんと池として認識されているのだなと思っていました。
しかし堤防の幾か所から水が抜けて水面は低くなっていて、見た目は沼地、獣道もできてイノシシが通っているようでした。
あまりにも堤防の崩れ方がひどいので市役所に相談したところ、堤防の補修工事をしていただきました。
通り道にもなっていた堤防が治り有難かったのですが、池はその分しっかりと水を貯えるようになり、長靴で行き来できた池が、長靴が水没するため池に戻ってしまいました。
マコモ林の株元あたりに明らかに黄緑の部分が!これはいわゆるマコモダケです。
昔から日本人も食していたらしいのですが、保存性が悪いので季節の食材にとどまっています。
Sさんがウェーダーを持ってきてくれるという事でしたが、試し採りをしたくなり、ズボンをたくし上げて池に入りました。
長靴は完全に沈み、思ったよりひんやりとした池の水が気持ち良いです。膝の高さまで水がありました。
池に足をとられないよう、生えている草を踏みながら進みました。
ということで無事採集できました。水位が高いので、昨年はあったイノシシの被害は全くないようです。
2mはある長い葉も、マコモ茶を試すために採取しました。
剥いてみると結構立派です。スライスしてもまだ黒い斑点は出来てなく、今が収穫の好機なようです。
切り方はブロックでも短冊でもよさげですが、まずは輪切りで出てきました。
塩こしょうで炒めただけのものですが、やわらかくて程よい弾力もあり、うま味も感じられます。
油との相性も良いようです。中華料理の高級食材として扱われているというのも納得です。
1本からの取れ高も結構あり、実用的な食材ですね。
池の水位が上がったのが良い方向に働きました!山作業のご褒美として味わいたいと思います。
今年ももう少しとれそうですが、株分けしてもっと沢山つくれたら来年の食卓もより豊かになりそうです。
※エコビレッジは関係者以外立ち入り禁止ですが、
エコビレッジの会員や、作業を手伝ってくれる人は、タイミングが合えばこういう季節の味を一緒に楽しめますよ!
マコモダケのいくつかは、近くの自然食販売店で販売するかもしれません。