ソーラー干し網を研究

nerd1 (1)ぬくみねっとです。

さて、以前少し書きましたが、
最近エコな方のなかでソーラーフードドライヤーがちょっとしたブームになっておりまして、
いろんな方がいろんな形で試されています。
私も少し前から、ちょっとした実験を行っております。

ほぼ月一 たいようの恵みでアウトドア料理!旬の野菜や、山で採れた野草などを生かして、太陽熱や木質燃料で調理して楽しみます!2016年 1月 ...

「ソーラーフードドライヤー」で検索されると、箱型でしっかり作られた製作品を多くみることが出来ると思います。
それを作るのも面白そうですが、個人的にはもっとシンプルなものにしたくて、

夏のうちにみんなで木材と透明板と100円ショップの金網で簡単な工作を行いました。

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これを、とりあえず「ソーラー干し網」としておきましょう。
皆様が研究している「ソーラーフードドライヤー」と同じ名前を使うのはちょっとおこがましいような気がします。

普通の干し方より少しでも効率が良ければ、というのが目的です。一日でしっかり乾かそうなんて考えていません。
この形は、複数のソーラー干し網をスタック出来たり、透明板でホコリや虫を防げたり、風で飛散するのを防いだり、不意な降雨にも濡れないようにしたりと、実はメリットがあるのではと思っています。

木で作った四角い箱状なのですが1面が透明板、2面が空いています。

黒いのはぬくみちゃん開発時に余った黒いアルミ板です。
金網は抜き差しが可能になっており、ここに薄く切った野菜を置きます。

箱を傾斜して置く事で、箱内を上昇する流れが起きて、野菜の周囲に発生した湿気を外に持っていくことを狙っています。

野菜は、
・太陽光で直接加熱されることによる水蒸気放出
・上記の熱気上昇による加熱および水蒸気の持ち去り
・背面の黒アルミからの輻射
で乾燥を促されるであろう、と考えました。

研究に使ったのは、ウチで大量に採れる丸オクラです。
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竹ざるで干す場合との比較を行いました。

・オクラは半分にスライスし、同量を竹ざるとソーラー干し網で干す
・晴れの日の朝から夕方まで干し、夜は真空パックで保存

複数日の乾燥を行い、オクラの重量を調べていったのが下のグラフです。

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グラフの形はほとんど同じですね。少しだけソーラー干し網が乾燥が早かったようです。
3回目になると値は全く同じなので、概ね水分が飛んだ状態なのではと思います。

(1日だけ干したものは長期保存が全く聞かない点ご注意ください)

<<結果>>
・ソーラー干し網は竹ざると同程度の能力
・乾燥によりオクラは15.9%ほどの重量まで軽量となった

大きな効率の向上とまではいきませんでしたが、竹ざるには負けていないようです。
角度や設置場所、構造などの条件を詰めるとソーラー干し網に時短のメリットが出てくるかもしれません。

もう少し薄くスライスしたものも実験したのですが、そちらは両方の干し方で乾燥がぐっと早くなりました(1回干して重量が1/5程に軽減)。あまり小間切れにすると干し網の網からオクラがこぼれおちますが、乾燥を早めるならば薄くするに越したことはないようです。

天日での乾燥野菜には数日かけるというのが一般的に言われています。
しかし実際にやってみて、極端に面倒な作業でもないので、オクラなど野菜が取れすぎる場合は積極的に乾燥保存してみようかと考えています。

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