ぬくみちゃんのお嫁入り(モニタ品):屋根上据え置きタイプ(福岡県古賀市U様)
さて、隣町の古賀市でモニターにご協力いただけるUさんのところに下見に行ってきました。
一軒家ということで、まずは2階に上ってみると、ベランダはありませんが、
南側の屋根、瓦棒屋根になっていました。野地板に心木を並べて、その上から鉄板を重ねて張っていくタイプだと思います。
屋根も南側よりは少し西を向いているので、夕食用のお湯に丁度いい方向でしょう。
傾斜屋根にぬくみちゃんを据えるならば、まずはエアコン室外機の屋根置き台が考えられます。
(写真はOK機材様 スカイキーパー)
これならば角度を調整しながら、ぬくみちゃんを水平に保って設置出来そうです。
しかし、心木部分に乗ることになるので屋根への接触が小さくなります。
そこは、建物対して支線を張れば特に問題はないでしょう。
一応1階 庭も見てみましたが、
樹木も多いし、家の庇がそれなりに出ているので適所とはあまりいえません。
Uさんも2階で問題ないということでしたので、2F窓外の屋根上にエアコン台を固定して、その上に自作の据え置き台を載せて、ぬくみちゃんを固定することにしました。
>そこは、建物対して支線を張れば特に問題はないでしょう。
「建物対して支線を張れば」とは
「建物と室外機&屋根置き台を針金のような線でつないで固定する」
という意味でしょうか?
瓦棒屋根用のエアコン室外機の置き台というのはないのでしょうか?
こんにちは。仰る通り、
>「建物と室外機&屋根置き台を針金のような線でつないで固定する」
という固定方法です。ステンレス線を用いて隅の4か所で引っ張ります。例えば屋根上のTVアンテナも同じような固定がなされてます。
簡単に太陽電池1枚を屋根に載せたりするのにも使っています。
瓦棒の場合は写真のエアコン台を用いると瓦棒屋根の高い部分(嵌合部)で支えることになるのですが、4つ足の平地/傾斜屋根兼用のエアコン台というのもありまして、これを利用すると瓦棒屋根の低い部分で支持できます。嵌合部にストレスを与えないのでこちらの方が良いかもしれませんね。恐らく入手性やサイズ感などで写真のエアコン台を選んだという事もあったかと考えます。
そして、ぬくみちゃんのように軽量なものを支持する場合は隅の4点で斜め四方に引っ張って固定する必要があるのは4つ足でも変わりません。
ちなみに本来の用途であるエアコンの室外機を傾斜屋根用のエアコン台に載せる場合は、下方向への引っ張りは室外機の重量で行うので、ステンレス線は上方向に設けているようです(自分ではエアコン工事はやらないので、他の方の動画参考ですが)
瓦棒用の太陽電池金具をうまいこと使って支線を使わないという手もありますがコストや入手性で現実的ではありません。
ご返信どうもありがとうございます。
とても詳しい説明なので大変勉強になりました。
私はネットで2万9800円の冷房専用エアコンを買ったのですが、設置工事費の相場が屋根置きだと3万円超なので困っています。
室外機一体型のエアコンは工事不要ですが、音がうるさいです。
しかし、ナカトミのMAC-20という室外機一体型の冷房専用エアコンは音がかなり静かなので驚きました。
今後音が小さい室外機一体型の冷房専用エアコンが開発されたら、爆発的に売れると思います。