[“嫁”日誌9] おいしいお茶の淹れ方って?~温度編~

前回はおいしいお茶を淹れるための水について書きましたが、
今回は温度について書いてみたいと思います。

まず、お茶の味は「旨み・甘み」「苦味」「渋み」からなっていますが、
旨み成分であるアミノ酸は50度以上の低温で、
渋み成分のカテキンや苦味成分のカフェインは80度以上の高温で
溶け出しやすくなり、100℃に近くなるほどよく出るとされています。
ocha-image
なので、煎茶の場合は70~80度で淹れると
渋みを抑えて旨み成分が引き出されるのでおいしくなるそうです。
渋いお茶が好きな人はもっと高い温度で淹れてもいいかもしれません。

また、旨み成分を引き出したい玉露は
50度程度の低温でじっくりと淹れた方がいいようです。
そういえば、玉露入りお茶なんていうのもありますが、
本物の玉露は実は飲んだことないような・・・
gyokuro

福岡の八女は玉露の産地として有名だし、
以前勤めていたところの方もわざわざ出向くほど
星野村のお茶を絶賛されていたので、
機会を作ってぜひ現地で飲んでみたいものです♪

逆に香りが特徴の玄米茶・ほうじ茶・中国茶(種類による)・紅茶は
100度の熱湯を使用すると、香りや渋みの成分が引き出されて
おいしくなるようです。
kocha

紅茶を淹れるときに、うっかり冷めたお湯を使ってしまって
なかなか抽出できないことがありましたが、
やはりしっかり沸かしてから淹れなきゃいけませんね(^^;)

お湯の温度は、器などに移すごとに5~10度下がるらしいので、
お茶を淹れるときは沸騰させたお湯をいったんポットに移し、
湯飲みに注いで冷ます、というお湯を最適の温度にする手順を
大切にしたいな~と思います!!
kukicha-before

※参照サイト 伊藤園のお茶百科
                    お茶の福本園

更新情報を受け取りたい場合はこちら!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください