温水箱への雨の影響

雨の日
前回は温水箱の内外からの結露について書きました。そこでは特に実用上の問題はなかったのですが、同じ濡れる問題というと、温水箱は屋外の太陽が当たる場所に据えるので、どうしても雨に濡れるということが起きてしまいます。

雨がかかる

 

うちは2階なのですが、屋根の軒先よりベランダ手すりが先になっていますね。
これはまあアパートだと一般的です。アパートの場合軒先は壁より45cm~80cm程度で、ベランダは端までが91cmのものが多いです。雨が垂直に降るならば、温水箱の外側は直撃を受け、内側は受けないでしょうね。実際には結構ベランダ内側にも降り込んでいます。

もちろん本体のアクリルは雨で濡れる程度で痛むことはないのですが、いくつか気になる点があるので、それを一つ一つ考えてみることにします。

・水垢がつくのか?
車を洗車して、ふき取らず自然乾燥したりすると、うっすら白い斑点のようなものが残って残念な気持ちになりますね。しかもこすってもまったく取れる気配がないとういう(泣)

これは水垢といって、水の中に含まれているミネラル分が固着したものです。ガラスや車のボディの表面と化学的に結合しているからなかなか取れません。

温水箱が濡れる場合は雨や水蒸気で濡れます。これらはミネラル分をほとんど含んでないので、水垢の原因にはなりにくいと思われます。但し、黄砂・ばい煙・砂塵などが飛来してくると雨に解け、この水垢のもととなってしまうかもしれません。

実際に運用していると水垢のような薄褐色の汚れがついていることがありますが、拭けば取れます。アクリルにこびりつく力はそれほど無いのではないでしょうか。

熱効率を高め長持ちさせるためにも、時々やわらかい乾いた布、または水で濡らしよく絞った布などで拭いてあげると良いと思います。蒸留水(精製水)で拭くのが理想的ですが、まあそこまでする必要はないかもしれません。
アクリルはアルコールに弱いのでアルコール入りのウェットティッシュで拭くのはやめておいたほうがよさそうですね。

・雨音は?
もし温水箱に雨粒があたって音が鳴り、それが騒音のもとになったら居心地がわるくなりそうですし、近所迷惑になるかもしれませんね。
温水箱に水があたる程度は建物や温水箱の据付の条件次第かなと思います。
うちの場合はある程度雨に当たるのですが、普通の軽い雨の場合は、温水箱由来の音は特段気にならなかったと思います。もとよりベランダの外に極端に飛び出しているわけでもありませんし、温水箱に当たらない場合でもベランダの床や手すりなどにぶちあたってパラパラと音がなるだけです。
温水箱の原型となった四角いアクリル箱を使っていた時、大粒の雨やあられがあたるとパラパラと少し目立った音がしたようにも思います。形によっても音の具合は結構変わるのではと思います。

・雨のしずくの飛び散りは?
夏、暑いので網戸にしていたら、その網戸を超えて飛沫が入ってきて部屋の床が濡れていた、という経験も結構多いです。これは特にベランダ側が顕著でしたので、ベランダ手すりで跳ねた雨がそれを助長したのではと思います。それでは、温水箱を据えるとこの飛び散りはどうなるのでしょうか?

温水箱の構造にもよりますが、真四角の四角いアクリル箱を使っていた時は、温水箱に直接あたった雨垂れが飛び散り、一部建物窓側に飛んできていたのではないでしょうか。もとより手すりに当たった分が窓に跳ねてきていたのですが、それに若干プラスがあったかもしれません。
これが外側になめらかな傾斜のついた温水箱(一番上の写真のものなど)なら、箱に当たっても部屋側に飛沫がくるのが軽減されるでしょう。
まあ、体験上、実用上問題になるようなことでもありません。

・温水箱内に雨が浸入しないのか?
これは、温水箱の構造次第です。水止めの構造を作ったり、きっちり密閉するように作ればもちろん水は入りませんが、ルーズに作れば雨が隙間から浸入します。
温水箱の場合は、雨のときに僅かに水が入っても、どこかから抜けてくれれば実用的にはなんの問題もありません。
箱と蓋のすきまから抜けてくれるようにするか、場合によっては底に小さな穴をあけておくかで対策はOKです。
常時水がたまるようなことになると、そこで雑菌が繁殖しないとも言い切れませんので、排水だけはきっちりしたいところです。


次は温水箱が汚れるとき、その要因は? について考えてみたいと思います。

 

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